人生物語

なんで俺を産んだんだと親に詰めより母親号泣

稼ぐのにこんなこと考える必要あるのか?

と、疑問を感じる人も多いかもしれませんが、
「一時的に稼ぐだけ」なら必要ないです。

が、私はあなたに長く稼ぎ続けてほしいと、
本気で考えているので、トピックとして採用しました。

テーマは「親子関係」です。

1.人生でもっともハードで不思議な物語

「親子関係」って聞くと逃げたくなったり、
目をそらしたくなったり、耳をふさぎたくなる人も多いと思います。

しかし私たちが何らかのビジネスを行ったり、
または「20分投資術」みたいな投資で長く太く稼ごうと思ったら、
ここの親子関係は切っても切れない間柄になります。

そしてそれは同時に「人生でもっともハード」で、
どこか不思議の国のアリスのような、
摩訶不思議な物語だったりするんですよね。

たとえば私の場合「親父」との関係が結構いびつで、
少年時代のらいくさんは常に親父に怒られていました。

そして私は毎回のように反抗する。

親父は昔ながらの頑固一徹みたいな父親で、
とにかく曲がったことが許せない人間でした。

ですので、大学を卒業して出版業界に
ほぼほぼ内定を得ていた私が「ゼミから脱走」して、
見事に単位を落として内定が取り消されたときは..

今でもはっきりと覚えているぐらいに激昂しました。

と、同時にほとんど勘当寸前で家を放りだされました。

親父は親父でかなり苦労をして自分の店をもって、
少なくとも私が高校に行けるぐらいの甲斐性は持ち合わせていて、
そこからは店を潰して、いろいろ大変だったんだと
今ならわかるんですが、当時はわかりませんでした。

やっぱりね「生活が一変する」ってのは、
男にとって本当に苦しいもんなんですよね。

だからこのときに、もうちょっと私に大人の精神力があれば、
「稼ぐことに苦労する時間」は一気に短縮できただろうなと感じています。

簡単に言うと「お金を稼ぐ人間は悪だ」という
固定概念をこのときに持っていました。

理由は簡単です、親父の店は「完全に」大型スーパーによって
戦略的に潰されたからですね。

まああのときの悲しさといったら子供時代の私でもわかるぐらいに
親父の酒の量が増えて、おかんとのケンカが目に見えて増えましたね。

….

2.親子関係と起業と投資のバロメーター

普通ならそこで「自分で事業をやるなんて危ない」
真っ当に公務員でも目指そう、となるのかもしれませんが、
私は逆でした。

(親父みたいに潰さない事業をしっかり作り上げるんだ)

ですから人の何十倍も野心だけはありましたね。

絶対に成功するんだという気持ちだけは誰にも負けませんでした。

ですが「根性と努力」だけでは残念ながら起業は成功しないんです。
今の私が一文無しになって、スキルもすべてはく奪されて、
当時に戻ってまたゼロからやり直せと言われたら、間違いなく吐きます。

そして成功できるかはかなり難しいというのが本音ですね。

時代にも助けられた部分がかなり大きいですし、
投資にいたっては「始める時代がよくなかった」のもありますが、
早い段階から投資をかじっていたからこそ…

「今、20分投資術で成功をある程度つかむことができました」

これが一番最初に20分投資術を知ってしまっていたら、
親父との確執とわだかまりがまるで溶けていませんでしたから、
100%全財産をすっ飛ばして終わっていたでしょうね。

「親父を憎む」のと「お金を憎む」のは、
このときの私にとってはイコールとなっていて、

「お金は苦労しないと稼げないんだ」というプログラムが、

残念ながら私の脳内には刷り込まれていたのです。

なので「今の私」があなたにアドバイスをするのであれば、
お金を儲けるために、苦労する必要というのは嘘である
ということを一つ授けたいと思います。

実際に「20分投資術」で収益をあげているときに、
私は一切苦労はしていませんからね。

ネットビジネスでも仮にあなたが一生懸命サイトを更新したり、
いろいろな作業をしていても「思うように稼げない」というのは、
私の場合であれば「親子関係」からくる楔みたいなものなんですが..

そういう部分を受け止めていかないと、
長く稼ぐことはかなり難しくなると先に述べておきます。

….

3.親父の事業失敗と、投資家として芽がでなかった理由

親父の事業というのは「八百屋」です。

私が子供のときはそこそこ流行っていて、
まあ「中流階級」ぐらいの稼ぎは普通にありました。

子供時代の私から見ても、それなりの収入はあるんだなと思いましたし、
平日の昼間から夏休みにはプールに連れていってくれましたし、
今考えてみると、長期の休みには今で言う「高級旅館」に、
普通に友達も呼んで連れていってくれていました。

まあ「羽振り」がよかったんですよね。

ですが少し前の小記事で書かせて頂いた通り、
「大型スーパー」の連日値引きにとって、
うちの父親の八百屋は根こそぎ客を奪われてしまいました。

今でもこれを思い出すと、その策略をとったマーケッターは、
「殺してもいいよな…」と思うほどに殺意が芽生えてきます。

なぜなら別に「うちの親父の店を潰さなくても」
全然共存して共に売り上げをあげる道はいくらでもあったからですね。

この大型スーパーのおかげで、うちの店だけではなく、
夜逃げした店舗は全部で4つ、数千万規模の借金を抱えた家庭が7つ出ました。

うちは被害だけならまだ軽症の範囲ですが、
それでも借金は何千万と残って一気に貧乏家庭になったんですね。

だからある程度成長した「私」は、

「何がなんでもお金を稼がないといけない」と感じるようになりました。

でもどうして「投資」で長い間うまくいかなかったのかというと、
もちろんすぐに勝ちたい、稼ぎたい、お金がほしいと、
短期的欲望全開で考えていた、というのも一つはあると思います。

しかし心の中では、

(俺が大金を稼ぐことになって、本当に大丈夫なんだろうか…?)

この見えない不安が、どこかに大きく「しこり」として残っていたんですね。

4.親に感謝したほうがいいという幻想

その「しこり」の原因がわかりそうでわからないまま、
悶々と、自分の家族について考える時間が増えてきました。

で、巷でよく言われるフレーズとして、

「親に感謝したほうがいいですよ」ってやつ。

これ、あなたはどう思いますか?

もちろん20分投資術で稼げるようになった今だからこそ、
感謝の一つ二つは簡単にできるようになりましたけど、
そんなのは苦労ひとつしてきてない、ボンボンと甘ちゃんぐらいしか
物理的に無理だろう、そう感じていたんですよね。

今でこそ私にも息子と娘がいますから、
子育ての大変さだとか、お金を稼ぐ重みみたいなものもわかりますが..

こんなことを言われたところで「心からありがとう」なんて、
言えっこないんですよね。

でも「お金を稼ぐしこり」がとれたのは、
そうだなあ、あれはちょうど私が起業をして、
5年目ぐらいのときだったかな。

当時やっていたプロジェクトがささやかに成功して、
それなりの金額(といっても月収で70-80万円程度)は、
特に苦労もなく稼げるようになっていたときのことです。

ふと思い立って、親父を飯に招待したんですよ。

うちの近くには結構評判のソバ屋があって、
ちょっちバイクを飛ばしていけばすぐに着くんです。

そこで成人してから初めて、サシで親父と飯を食いました。

そのとき親父がいったんですよ、ぼそっと。

「お前が一人で事業やって、成功できて本当によかったよ」

このあとの言葉を飲み込んだように見えたのは、
きっとですが、

(俺みたいに店を潰すことになるんじゃないぞ…)

って、顔にそのまま書いてありました。

私はそれを聞いて、本当の意味で感謝することができたんですよね。

なのでもし、あなたが母親でも父親でも、
何らかの「重たいわだかまり」が存在しているなら、
恥ずかしいし照れくさいとは思うんですが、

「1:1で飯にでも誘ってみてください」

それで想いの丈を思いきりぶつけてみてください。

泣いたっていいし、叫んだっていいし、不格好でもいい。

それで本当の意味で「両親と対等な存在」になれると思いますし、
ビジネスでも投資でも、一つ先の世界にいけることをお約束します。

5.父親性と母親性のバランス感覚

これはビジネスの世界だと、だいたいは、
「女性性と男性性」と言われることが多い項目です。

ビジネスで言うなら、

・どれだけ稼いだ、どのぐらいの収益が上がった
・もっと稼ぐぞ、もっと収入を上げるぞ

というのが男性性で、

・このぐらい稼いだから、来月はあれぐらいに調整しよう
・今月はこれだけ収入が上がったから、来月は子供に時間を割こう

と、意識的に調節をかけていけるのが女性性です。
(ものすごく簡単に説明すれば、なのですが)

一応今回の記事では「親子関係」というのが1つのテーマになっているので、
男性性の「幅」と「感情」を広めたのが「父親性」で、
女性性の「母性」と「調和」を広めたのが「母親性」と、

ここでは簡単に覚えておけばオッケーです。

たとえばこれをビジネスで当てはめるならば、
父親性をあなたが持っていない形でビジネスを拡大すると、
すごく簡単に言うと、

「ネットビジネスのジャンルからいつまでも抜けられない」

ということが頻繁に起こります。

逆にあなたの「母親性」が薄れてくると、
あなたから買ってくれたお客さんだったりが、
常に離れていくので、リピーターになってくれない。

要するに常に新規開拓をしてじり貧になりがちになる。

投資であれば「父親性」が強くなってくると、
収益の「柱」をいくつも複数作れるようになっていきますし、

20分投資術、のような投資法でも、
リズミカルに着実な資産構築として運用が可能になります。

一方で「母親性」がある程度育ってくると、
投資をしているときに、資金を上手に守れるようになります。

投資は毎日毎日100%プラスで終えるのは無理ですから、
損を出したときにこそ「自分の心の調和」が求められていきます。

なので「親子関係」をきっちり自分の中で消化しておくと、
今のあなたがどちらの「性」がたりていないのかが、
明確にわかるようになるので、結果がでない理由が見えてきます。

6.らいく家の親子の葛藤ケーススタディ

まあここは「私の家計」の
ケーススタディを簡単にご紹介します。

うちはちょうど息子が生まれたばかりのときは、
私がかなりの底にいるときで借金も1500万円以上あったんですよね。

しかもそこに加えて奨学金の返済もあったんで、
はっきり言ってしまえば「子育てどころじゃない」ってのが本音でした。

さらにはこういう金のないときって、
心の余裕は一ミリたりともありませんから、
嫁とはケンカしない日がほとんどないんです。

でもうどうでもよくなってきて、自暴自棄になって、

「こんな甲斐性ない男とは一緒にいられない」

と、家を出ていかれたんです、もちろん息子を置いて。

これにはちょっと私も参りましたね、
いきなり男手ひとつで埋まれたばかりの息子を育てなあかんのですから。

実家に戻ればいいって?

いやいや、このとき勘当レベルで家を追い出されたんで、
実家に戻るという選択肢は1000%なかったです。

ですからもう、めっちゃ大変でしたね。
借金返して、息子を食わせて、働いて働いての繰り返し。

考える余裕なんて何ひとつないですし、
そりゃあ必死でしたよ、思い出したくもないぐらいにハードでした。

だけど息子からしてみれば、いい迷惑だと思うんですよね。

生まれたときからなんで母親がいないんだって話だし、
一番甘えたいときに男の俺しかいないってのは、
どれだけ寂しかっただろうなと、申し訳なくなります。

すごい短い目でみれば、息子にとっては完全な
アンラッキーな出来事だと思います。

でも、自分が言うのもあれですが今の息子は、
同年代の子と比べたら相当にタフですね。

ガタイも私と違ってたくましいですから、
いじめられることは絶対にないし、ちょっとやそっとのことでは、
諦めたりもしないし、複雑な心境ですよね。

7.子育てのゴールはどこにあるのか?

で、その「子育てのゴール」は一体どこにあるのかというと、
あくまでも私の中の持論の一つにはなりますが、

「18歳まで」というのはすでに決めています。

というのも、私自身は大学には行っていますが、
すべて奨学金を借りていってますし、
このへんで多少は自立の精神を育んでおかないと、
将来ロクな大人にならないと考えているからです。

もちろん相応の理由があって、

「こういう理由があって勉学に励みたい
だから俺に学費を出してくれ」

と、私が納得するレベルの理由を出してくるなら、
すべて支払う腹も決めてはいます。

ですが最初から「なんとなくの目的」で大学にいって、
当たり前のように4年間の学費をすべてオーライで出す、
で、自分はバイトひとつしないで遊び惚ける。

そんなドラ息子であるなら、即刻家は追い出しますよね。

まあもちろん、本当にやりたいことが早い段階から見つかって、
そこに打ち込みたいなら大学だろうと専門学校だろうと応援はしますよ。

私自身が学生のころ「やりたいこと」なんて
何一つとしてなかったですし。

でも我々大人も「本当にやりたいこと」って
わからなくなってきてますよね。

稼ぎたい、儲けたい、収入をあげたいってみんな言うんですが、
じゃあそれを使って何をどうするのかが明確になっている人は、
実はほとんどいなかったりするんですよね。

だから「稼ぐ動機」を本気で持つって重要なんです。

20分投資術でも月に10万円の小遣いレベルの収益でいいのか?

それとも、月に50万円は楽に稼いで、
骨太な収益源として我々の稼ぎの柱になるのか?

このへんは「自分が定めたゴールとテーマ設定」で、
かなり大きく変わっていきますから、今一度考えられる人は、
しっかりここを思い出して再設定してみるといいですよ。

8.ネットビジネスと子供時代の癒しの関わり

ネットビジネスと「幼少期」って、
まるで関係のないように見えますが、実は大きく影響してます。

これも実は「親子関係」と密接に絡んでくるんですが、
たとえば私のように「子供時代に貧乏」を経験すると、
まあほとんどが大人になっても貧乏を経験します。

よくありますよね?

DVを受けた女性が、頭ではわかっているのに、
暴力をふるう男から逃れられない、そういうアレです。

我々の「稼ぎ方」も実はこのDVと一緒で、
子供時代に「貧乏」ではなくても、お金で困った経験、
お金で悔しかった過去、お金で怒りを感じたことが多いと..

必然的に大人になったいまも、

お金の問題で悔しいことが多く起こるし、
お金がなかったり足りなかったりで、怒りを覚えることが多くなります。

つまりそれは..

「あなたが子供のときに作ったお金の傷跡」が癒えてないんです。

これまで私の経験をもとに、親父がどうこうと、
お伝えしてきたのは実はここに結びがあり、

「あなたが稼げない原因の根本」を取り除く必要があるんですね。

もちろんこれは、この記事を読んですぐに
解決するような「軽い問題」ではないんです。

同時にこの「お金の傷」を完全に無視しても、
体感で月に100万円前後の収益ならばあなたの努力一つで到達はします。

20分投資術でもそう、こっちは頭を使わないぶん、
収益は落ちますが、まあそれでも月に50万円前後ならあっさりいくでしょう。

でも忘れないでおいてください。

「その収入を一年間以上続けようと思ったら」

遅かれ早かれ、あなたが抱えている「親子関係」の問題は、
必ずいずれ、クリアにしないといけない時期がきます。

これは何も「あなたの幼少期」だけではなく、
子供がいる人であれば、そこで問題が勃発してくるんですね。

それが原因で「あなたの稼ぎの足」を
思いきり引っ張られてしまうんです。

9.娘から学んだ表現者としての自覚

で「足を引っ張られている」と感じたときに、
我々は何をしたらいいのか? というと..

私は娘がいるのでそこを使わせて頂きますが、
「子供から学び取る」姿勢を強く持つんです。

子供は親を選べないといって、
親に悪態をついた人は多いと思います。

私もここだけの話ですが、
母親に大学をやめると言い口論を交わしたときがあります。

そこで「なんで俺なんかを産んだんだよ!」
と、ブチ切れて母親を号泣させたことがあったんですね。

これは最悪のタブーのセリフなので、
言いたくなったら瞬間のところで止めておいてください。

私が仮にこれ、娘に言われたら
数日はショックで立ち直れないと思います。

そのぐらい親にとって厳しい言葉なんですよね。

私の場合、一時的に別居状態になり妻が出ていったわけですが、
本当にいろいろあって「妻と復縁」することになったんです。
(この話は長すぎるので今は割愛させて頂きますが)

そこで本当の意味で「もう一度やり直そう」となり、
まるで祝福されるかのように、
復縁一回目のロマンチックで娘が誕生しました。

このとき私たちは思ったんです。

(ああ、やり直しを天も喜んでくれているんだ)と。

なので娘のために「表現者であろう」と誓いました。

このときの私は文章を書くことにいささか疲れを覚えていて、
いっさいの言葉が生み出せなくなっていた、そんなときでした。

まあこれは、野球の世界でピッチャーとして、
プロでブイブイ言わせていた人間が、
突如バッターの顔面にボールが直撃したことをきっかけにして..

ボールを投げられなくなったのと原理は一緒です。

 

つまりは「文章世界でのイップス」が起きてしまったんですよね。

10.最大の葛藤は最高の宝物の源泉である

ですがどうしたことか「娘」が生まれたことで、
ふつふつと自分の中から何かを書こうという欲求が出てきて、
そこでまた、私はインターネットビジネスの世界へ戻りました。

そしてそこから「本格的に投資」の世界にも参入するのです。

このように「親と子供」という関係は、
ややこしいし面倒くさいし、時には逃げたくなることも多いです。

それでもあなたを産んでくれたのはまぎれもない両親のおかげですし、

仮にもしも、今のあなたがそこまで
幸せな人生を送れていないのだとしたら、
それは、あまりにも、もったいない。

何がなんでも「20分投資術」を活用して、
自分の人生を取り戻してほしいし、
その葛藤や苦しみを絶対に乗り越えてほしい。

結局のところ「最大の葛藤」を乗り越えていく人間にしか、
「最高の宝物」って手に入らないんですよ。

私の人生も失敗だらけです。

借金も無駄に背負ったときもありましたし、
ビジネスはまったくうまくいかなくてヤケになったこともありました。

妻には逃げられて一人苦しみながら生きていた時代もありましたし、
昔の婚約者を難病で亡くしたこともありました。

それでもその葛藤を乗り越えて、今があります。

もしもこういう葛藤が一切ないときに、
奇跡的に20分投資術に巡り合っていたとしても、
そのときの「私」であれば結果は残せていなかったと思います。

なのでもし、今のあなたが厳しい状況にいるとしても、
最後の最後の最後まで絶対に諦めないでください。

必ずその先に「光」が待っているということを保証します。

悩んで悩んで悲しんで怒って苦しみ抜いた先に、
ぽっと灯る心の光というのは、とても美しいものです。

 

「20分投資術を使って、あなたの人生に光を灯しませんか?」